塗膜採取には、ゲート操作を行う必要があり機械器具設置工事業、鋼構造物工事業
の水門設備に熟知した技術者が必要。
写真はイメージで特定するものではありません。
1966年~1974年の期間に建設または塗装の塗替えを行った鋼構造物の施設を保有
する
国・市町村および一般企業が対象です。
排水機場
水門
→ 近畿・東海地域以西の各府県
→ 北陸・関東甲地域以北の各都道府県
→ 日本全国
PCB廃棄物は定められた期限までに処分しなければなりません。
塗膜中のPCBでは濃度分析により、非汚染物か汚染物かを判断することが、その後の処理対応の進行につながります。よって、次のフローでPCB濃度分析までを行い汚染物か否かを特定します。
環境省通知 「高濃度ポリ塩化ビフェニル含有塗膜の調査について」参照平成30年11月28日
実際の作業工程
1.準備工(現地調査)
- 塗膜除去の環境が整っているか作業足場、クレーン等の必要があるかなど
- 塗膜採取部分の養生
- 採取部分のザビ止塗料の塗布
2.塗膜採取
- 2種ケレンでの塗膜採取(電動工具等)
- 塗膜採取量は50g~100gとする
3.検体分析
専門機関による濃度分析を行う
4.調査報告
塗装くずの判断基準で0.5㎎/
以下は非汚染物、以上は汚染物となる一検体あたりの参考見積
見積条件
- 鋼構造物の塗膜採取においては、機器の運転の必要があることから 鋼構造物工事業の建設許可を得ている会社とする。
- 現場状況により作業足場、クレーン等は別途見積になります。
- 廃棄物処理法による溶出試験は別途見積となります。
- 検体分析は専門業者の報告書によるものとします。